レゲエ(reggae)
の精神は、ラスタファリズムに象徴されます。ラスタカラーである、緑、黄色、赤の色彩の組み合わせは、エチオピア(ラスタの現人神、ハイレ・セラシエ1世
が治めた国)の国旗から来ているので、
本来はラスタを信仰する者だけが身につけるものであり、独特の髪型ドレッドロックスも聖書の中の記述を由来とする宗教的な理由があります。 し
かし日本ではその意味が一般にはあまり認知されておらず、単なるレゲエのファッションとして認識されている傾向があります。
また同時にレゲエは
ジャマイカの不良の音楽として位置付けられています。ルードボーイ(rude
boy)、ラガマフィン(raggamuffin)、ギャングスタ(gangsta、gangster)、バッドマン(bad
man)など不良を意味する語が歌詞に見られる一方、不良たちの暴力をいさめる歌詞も多く見られます。レゲエの精神である、ラスタファリアニズムと不良と
は、一見、つながらないように見
えますが、実際ラスタであり、同時にルードボーイやギャングスタ、ラガマフィンでもあるアーティストは少なくありません。 レゲエについての知識が身につくと、今まで聞いていたレゲエ(reggae)も、少
し違った印象として聞こえてくるのではないでしょうか? レ
ゲエ(reggae)について調べていくと、レゲエ(reggae)の奥深さが感じられ、より一層レゲエ(reggae)の魅力を感じられると思います。 今後も、レゲエ(reggae)についてご紹介します。 |